
会議はネガティブなものだと決めつけていませんか?
以下に3つ以上当てはまるものがある場合、
早急な改善をオススメします!
- とにかく長い
- 議論が迷走してしまう
- アイディアに乏しい
- 一部の参加者しか発言しない
- 納得の結論が出ない
- 意味なく次の会議へと繋がってしまう
- 雰囲気が重い
- 仕事をやった気になってしまう
会議に改革が必要なのはなぜか?
社会で働くほぼ全ての人が会議に出席します。振り返ってみると、やる必要がなかった会議、何のために行ったか分からない会議、結論が導き出され次のステップへ良い影響を与えた会議、様々なパターンがあると思います。同じ会議といっても、内容の充実度はかなり違うものです。
人はなぜ「組織で」仕事をするのか?
組織(企業・団体・チーム)にとって、会議とは非常に深い意味合いを持ちます。人間が2人以上集まればそれは組織となります。そして組織の人数が増えればその分、大きな仕事量をこなすことが可能となるように思えます。しかし、現実はそうならないケースが多々あります。多くの人間が集まってもそれぞれがバラバラに動いてしまうと、むしろ1人で仕事を行った方が効率的な場合すらあります。そこで話し合い、つまり会議が必要になってきます。
大きな成果を挙げるには、1+1ではダメ
会議の起源は原始時代、狩りを行う前に話し合いをしたことだと言われています。獲物という成果物を得るために知恵を出し合って方法を模索し、それを実際に実行し、狩りをした後は反省や、さらに効率的な獲物の取り方を話し合っていたのではないかと考えられています。「狩り」という実際の仕事の前にクリエイティブな発想でやり方を模索する。つまり、通常2人の人間の力を合わせても1+1で2としかならないものを、5にも10にもしようというのが会議を行う根本的な理由なのです。
組織の腐敗は “水面下で” 起きる
会議は人類が開発した素晴らしい組織の運営方法ですが、同時に諸刃の剣であることも忘れてはなりません。いくら会議を行っても、目的が定まっていなかったり、結論が導かれなかったりといった間違った運営の場合、参加者には疲労やストレスしか与えません。これでは1+1が0にも-10にもなってしまい、それは組織の腐敗に繋がっていきます。だからこそ、もしあなたが所属する組織において、上手く会議が機能していない場合は早急に改善が必要です。
馴れ合い会議を改善したら、こんなメリットがあります!
組織としてのメリット
- 会議が活性化することで、より付加価値の高い企画案が生み出されます。
- 会議が短縮化することで他の仕事に充てる時間が生まれます。
- 残業時間が減り、人件費を削減出来ます。
- 本来支払うはずの資金で、新製品の開発、新システムの導入などが出来ます。
- 従業員のストレスが軽減し、離職率が下がります。
個人としてのメリット
- 残業がなくなる、または減少します。
- 会議においてのストレスがなくなる、または減少します。
- 創造的なアイディアが生み出せるようになり、会議が楽しくなります。
- 会議において自分の存在感を感じるようになります。
- ファシリテーションスキルがアピール材料となります。